太田母斑

主に片側の顔面に、生後一年以内に発生する自然消退のない褐色~青色の色素斑です。眼球に発生する場合があります。思春期に増大したり、色が濃くなることもあります。

 
レーザー治療には回数がかかります。3か月に1回の治療で、5-10回程度かかります。

レーザーで改善がはっきりと出る疾患の一つです。 

左顔面太田母斑
左顔面太田母斑

遅発性両側性太田母斑

後天性真皮メラノサイト―シスとも呼ばれ、20歳以降、多くは30歳前後~40歳くらいの女性に発生し、こめかみ、頬骨部、まぶた、鼻翼に両側性に発生します。

 

こちらも回数がかかります。3か月に1回の治療で、4-6回程度かかります。最終的に仕上げを行うと、それ以上に回数がかかる場合もあります。


こちらもレーザーで改善がはっきりと出る疾患の一つです。

遅発性両側性太田母斑
遅発性両側性太田母斑

太田母斑、異所性蒙古斑、外傷性色素沈着症の場合は保険適用となります。

Qスイッチアレキサンドライトレーザー 3割負担の場合 1割負担の場合
 ~4cm2  ¥6,000 ¥2,000
~16cm2 ¥7,100 ¥2,370
~64cm2 ¥8,700 ¥2,900
64cm2~ ¥11,850 ¥3,950

※レーザー施術後は最低3か月の経過観察が必要となります。